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多賀城市内で発生した爆発火災に係る注意喚起について
令和4年6月20日、多賀城市内において、整備作業中の移動タンク貯蔵所が爆発し、死者1名を出すという事故が発生いたしました。爆発の原因については調査中でありますが、ご承知のとおり移動タンク貯蔵所は危険物施設の一つであり、タンクから貯蔵した危険物を抜き取った後においてもタンク内部やその周囲で可燃性蒸気が滞留し、特にガソリンはマイナス40度でも可燃性蒸気へ引火する危険があり、火花のような小さな火種でも爆発的な燃焼を起こす危険があります。
皆様におかれましては、類似事故を防止するため、危険物施設について整備や修理等をする場合、可燃性蒸気の有無を検知器で確認する等の保安対策を徹底するとともに、整備等を他業者へ依頼するときは、整備業者に対し当該危険物施設の特性及び貯蔵、取扱う危険物の危険性等を説明し、両者で整備内容、作業工程及び安全対策を確認する等、保安の確保を徹底されますよう、よろしくお願いします。
【危険物の規制に関する政令 第24条第1項第10号 抜粋】
危険物が残存し、又は残存しているおそれがある設備、機械器具、容器等を修理する場合は、安全な場所において、危険物を完全に除去した後に行うこと。
【連絡先】
塩釜地区消防事務組合消防本部 予防課保安係 022-361-1616